カオグロガビチョウ  Garrulax perspicillatus

性不明 成鳥 成鳥 翼 成鳥 尾羽上面 成鳥 尾羽下面・下尾筒 幼鳥

英名:Masked Laughingthrush,Spectacled laughingthrush,Black-faced laughingthrush
(Black-faced laughingthrushの英名は通常はGarrulax affinis 和名キンバネガビチョウにあてられる)

中国名:黑脸噪鹛

【特徴】全長27~32cm。ガビチョウ類中比較的大型で、日本で野生化しているガビチョウ類の中では最も大きい。ヒヨドリより少し大きく、尾も長い。全体に灰褐色で、下腹の橙色がかった淡色部が目立つ。雌雄同色。

【鳴き声】強く、少し高い音「ピーッ」と、少し低い「ビューッ」という2つの音を組み合わせ、「ピーッ、ピーッ、ピーッビューッ、ピーッビュー」などと繰り返し数羽で鳴き交わす。最初の鳴き出しの声はコジュケイに似ているが、少し濁って柔らかい感じのする大きな声。また、「ジリュリュ」または「ギリュリュ」などと聞こえる、ムクドリに似た声も出す。ガビチョウやソウシチョウのような、それと分かるさえずりはしない。巣立ちビナは「ピユッ」または「キユッ」と聞こえる、単純な鳴き声を繰り返す。



【生息環境】平地の公園や林が点在する耕地など、比較的明るい環境 環境写真

【分布】岩手県 群馬県 埼玉県 東京都 神奈川県 国内分布図(都府県単位)

戻る


(C)2008 株式会社 鳥類環境 All rights reserved